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ようこそ。当ブログ「猫と暮らす家」にご訪問いただき、誠にありがとうございます。
このブログは、アラカン夫婦と長足マンチカンねこのはなちゃんとの暮らしについて書いています!
ウチには猫が一匹います。猫を飼いたいという理由で、マンションから今の一軒家に引っ越したのですが、猫とアラカン夫妻が住むこの小さなお家にも、まさに猫の額ほどの小さな庭があります。
マンション暮らしの頃からプランターで花や野菜を育てたりしましたが、せっかく戸建てに住んだのだから、地植えも楽しみたいと思いました。花を愛でたり、自分で育てた野菜を食したりと、趣味と実益を兼ねた一石二鳥です。
とはいえど素人なので、いつも試行錯誤しながら、ぼちぼちガーデニングを楽しんでいます。
これからも時々ガーデニングのことを書こうと思っています。「猫の額ほどの小さなお庭」ですから「ネコデコガーデン」と命名しました!(笑)
どうぞよろしくお願いします!
「狭いお庭」と「猫のおでこ」は、関係にゃいと思うけどにゃあ?
- ガーデニングに興味を持ち始めた方
- 庭でバラを育てているお仲間
- バラに虫がついてお困りの方 など
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ネコデコガーデンへようこそ!
日本人が使う慣用句で、狭い土地や庭のことを「猫の額(ひたい)ほど」なんて言い方をしますよね。
狭いながらも心休まるお庭、小さいけど愛おしいマイホームなどをこう呼んだりします。
あるいは他人から見たら大きくても、ちょっと謙遜するような意味合いを含んでこのように表現することもあります。
確かに猫のおでこは狭い。どこからどこまでがおでこなのか、そもそも、おでこと言えるのかさえわからないくらい狭いけど、ネズミでも、たぬきでも、賢い犬でもなく、なぜ「猫」が選ばれたんでしょう。
小さくてもそばに居るだけで安らぎを与えてくれる、尊い存在のウチの猫のように、狭くても癒される空間、小さな我が家の庭のことを「ネコデコガーデン」と呼ぶことにしました。
ネコデコガーデンには、今の季節、2種類のバラが咲いています。
バラの樹形には3つのタイプがあります
大変種類の多いバラ。自分でバラを育てようと思い立った時、どんなふうに育てていくか、大変迷うところです。あまり大きくなりすぎない種類がいいかしら?とか、狭まくてもフェンスやオベリスクなどに絡ませて、イングリッシュガーデン風なおしゃれなお庭に憧れてみたりして・・。
木立ち性
「ブッシュ・ローズ」または「木バラ」と呼んだりします。上の方向へ真っ直ぐ伸びる直立性、横に広がる横張り性などがあり、低木として自立するタイプです。
つる性
「つる」と言うと朝顔やきゅうりのように細くて絡みつく、つる(蔓)を思いだしますが、そうではなくて、枝が長く伸びるタイプのバラをつる性と呼びます。フェンスやアーチ、パーゴラやオベリスクなどの支柱に、人為的に誘引して、美しい形に整形する楽しみがあります。
半つる性(シュラブ)
つる性ほど大きくはならないものの、枝を長く伸ばそうと思えば小型のつるバラとして利用することができ、枝を切り詰めれば、木立のようにも育てることができます。
ネコデコガーデンのバラ2種をご紹介
ローゼンドルフシュパリースホープ(左のピンク)
ドイツ生まれのバラです。(Rosendorf Sparrieshoop)名前は難しくて覚えられませんが、Rosen=バラ、dorf=村、Sparrieshoop=ドイツの生産会社のある地名を表しているようです。
樹形は、半つる性です。花びらの縁にやわらかいウェーブがかかったフリルの八重咲、花のサイズは5〜7センチほどの中サイズです。香りはそれほど強くありません。
とにかく「育てやすい」「病気になりにくい」という理由で選びました。確かに、初心者ガーデナーの下でもなんとか育ってくれています。お花はとっても可愛らしいのですが、枝や棘はかなりごっつくて頑丈です。昨年の冬、オベリスクに誘引しようとしましたが、この硬い枝と棘にはずいぶん手こずりました。今年もまた剪定と誘引をしますので、その時にまた全体像をご紹介できればと思っています。
レヨン・ドゥ・ソレイユ(右の黄色)
フランス生まれ。(Rayon de Soleil)一般的に黄色いバラは、病気に弱いと言われています。虫が寄り付きやすいからでしょうか。しかし、どうしても黄色のバラが欲しかったので、「病気に強い丈夫な品種」の条件で探して出会ったのがこちらです。
樹形は直立性、1メートルほどの高さで支柱を使わなくても自立しています。花は、5〜7センチの中サイズで、房咲きです。次々と咲き開花時期も長いので、春から上手くすれば秋口まで楽しみことができます。
名前には、「太陽」「日光」という意味があり、見ているだけで元気になれます。耐病性に加え、耐寒性もあって、強健な品種なので、やはり初心者向けと言えます。直立性なので、植木鉢で楽しむことも可能で、棘もそれほど多くありません。
バラは虫にも愛される!?蕾に穴が!
バラを植えて3年目の春です。昨年の12月ごろに、大胆に剪定を行いました。その後はあまり手をかけていませんでしたが、暖かくなってくると新芽がどんどん出て、4月頃には蕾もたくさんつきました。開花を楽しみにしていた矢先、よくよく見ると蕾にたくさんの穴が空いているではありませんか!
春になれば虫が飛び交い、産卵し、生きるために花や葉っぱを食します。ウチのバラにもたくさんの虫が飛来していたようです。気づいたときにはもうだいぶやられていました。
せっかくの薔薇の蕾や花びらに、たくさんの穴が空いちゃった〜!穴が空いた蕾は咲かずに枯れてしまいます。どうすれば・・。
蕾の穴の中から小さな虫が出てきたよ!蛾の幼虫みたいだね?害虫駆除が必要だね。
はなちゃんは虫がくると喜んじゃうけど、嫌いな人もいるのかニャ?虫の写真はなるべく小さめにしていますが、苦手な人は気をつけた方がいいかもニャ!
※以降、虫の写真あります。。
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この芋虫、小さいくせに実に食欲旺盛です。蕾も花びらも食い散らかして、穴ぼこだらけにします。食べれば出すので、フンも目につくようになります。蛾の幼虫のようです。
【バラに付きやすい害虫】
・アブラムシ ・・ 新芽や新梢に大量に付き汁液を吸う。
・バラゾウムシ・・ 象のような鼻を持つ2〜3ミリほどの甲虫。汁液を吸って葉を枯らす。
・コガネムシ ・・ 成虫は葉や茎を、地中の幼虫は根を食べる。 など
これは発見次第、つまんで駆除するしかないねぇ・・。
害虫対策や病気の予防に、やむを得ず薬剤を使うこともあります。バラ用に使っている薬剤はこちら↓です。
コガネムシの幼虫は土の中にいて、根を食い荒らす害虫です。二匹いたら致命的と言われるほど食欲旺盛。土の中にいて見つけずらいですが、これも見つけ次第駆除する必要があります。植物の根元に撒くタイプの薬剤は↓こちらです。
害虫だけじゃない!仲良くしたい虫もいます(益虫)
せっかく育てた植物を食い荒らされてはたまったもんじゃない!と目くじらを立て、虫を見れば薬剤を撒いて一網打尽にしてしまいがちですが、害虫を捕食する益虫と呼ばれる虫にも影響を与えてしまいます。
バラの天敵として最もポピュラーなのはアブラムシ。ウチのネコデコガーデンには、今年はまだ見かけませんが、これに取り憑かれたら、バラの新芽にまとわりつき、樹液を吸って弱らせてしまいます。
アブラムシを好んで捕食してくれるのは、テントウ虫(成虫も幼虫も)や、ハナアブの幼虫、カマキリの幼虫、クサバカゲロウの幼虫などです。
テントウ虫の成虫は、ナナホシテントウに代表されるように、丸くて艶やかで、とてもかわいいフォルムをしていますが、その幼虫は親からは想像もつかない容姿をしています。
ハナアブは蜂(ハチ)に似ていますが、蠅(ハエ)の仲間で、針で刺すようなことはしません。バラの近くで飛んでいたら、追い払うようなことはせず、そっと見守りましょう。
まとめ
何度も失敗を繰り返しながらも徐々に庭らしくなってきた「ネコデコガーデン」ですが、今回はバラをご紹介しました。食欲旺盛な虫との戦いは、夏に向けて一層激化しそうです。
害虫の発生は、美観を損ねるだけでなく、病気も引き起こします。雨が多く降るこれからの季節は、黒星病(黒点病)やハダニなどが多発します。
ウチも昨年の秋の長雨の頃、次々と葉っぱが黒くなって落葉し、心配しました。
黒星病(黒点病)に罹って、黒くなってしまった葉は見つけたらただちに(周辺の3〜5枚も一緒に)摘み取って、他に感染を広げないようにします。摘み取った罹患した葉は放置せず、集めてきちんと廃棄します。
害虫や病気の予防は、早期発見、早期対策が重要です。
手遅れになれば、あっという間に感染が広がり、みすぼらしい姿になってしまいます。
花殻はこまめに摘み取り、害虫パトロールをこまめに行うことが肝要です。無事に夏を越せれば、秋まで楽しめるかな?そして冬は春に花をたくさん咲かせるために剪定せねばですね!うまくできるかな・・?(汗)
ネコデコガーデン、これからも楽しみたいと思います。それではまた。
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