猫と暮らす家

長足マンチカンのはなちゃんと猫飼い初心者のアラカン夫婦の暮らしを綴ります。

猫を飼いたい!猫をお迎えする方法

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ようこそ当ブログ「猫と暮らす家」にご訪問いただき、誠にありがとうございます。このブログは、アラカン夫婦と足長マンチカンねこのはなちゃんとの暮らしについて書いています!


猫をお迎えする方法

猫を家族の一員としてお迎えする心の準備はできました。では実際、運命の猫ちゃんとは、どうすれば出会うことができるのでしょう。猫を初めて家族としてお迎えしようとしている方に、ぜひ読んでいただきたい内容となっています。

猫をお迎えするにあたって、ご家族みんなで考えていただきたいことなどを前の記事で書いています。まずこちらからお読みください。

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ペットショップから迎える


いろんな種類の猫を同時に見比べることができるので、好みの猫種が決まるかもしれません。できれば、お店には何度も足を運んで、スタッフの様子も観察しましょう。猫に関する知識が豊富なスタッフがいるお店を選びましょう。

良いショップの見分け方

  • ケージ内は清潔に保たれていますか?
    空になった餌皿がそのままになっていたりしませんか?トイレの猫砂はキチンと掃除されていますか?糞尿はすぐに片付けられることが理想です。
  • お値段は適正ですか?
    特に人気猫種の場合、値段はだいぶ高く設定されています。衝動的に購入を決めて即払いできないとなれば、ショップからは、36回(3年)ローンなども勧められるでしょう。月々の支払いがそれくらいならいけるかも!と思っても、ローン以外に、日常的な費用は必ずかかってきます。その場限りの話ではなく、おそらく10年以上にわたる長い年月、経費がコンスタントにかかる猫との暮らしです。決して自分自身の家計に破綻を招くことがないように十分考えてから、お支払いを決めてくださいね。
  • 猫ちゃんファーストのケアができていますか?
    ショッピングモール内などにある家族連れが多い店舗だと、判断できない幼い子どものお客さんがケージの扉を叩いたり、ちょっかいを出したりした時に、スタッフは(お客さんに気を使いすぎて)見て見ぬ振りをしたりせず、きちんと注意を促すことができていますか?
    また、営業時間は、深夜までではありませんか?
    猫は夜行性動物ではありません(薄明薄暮性)。昼も夜もたくさん寝ます。
    営業中はどうしても、お客さんの出入りがあって、賑やかになりがちです。猫はぐっすり寝るというより、常に周りの気配を感じながら、短く浅い眠りを繰り返しています。時間を決めて展示時間に休憩を設けたり、睡眠時間を確保できているかなど確認しましょう。


ブリーダーより譲り受ける


猫舎を訪れることにより、子猫のうちに出会うことが可能です。親猫の身元がはっきりしており、毛色や体型など、成猫になった時の様子を予想することができます。(育った環境により全く異なる体型になることもありますので、確実ではありませんが。)
ペットショップに比べ、仲介業者やセリにかかっていない分、お値段が低く抑えられていることが多いです。
少なくても、引き渡し可能な生後8週間程度、親猫や兄弟猫たちと暮らすことによって、猫同士の社会性や習慣が身につき、良いブリーダーであれば、トイレのしつけもできていますし、お迎え後のお世話やお悩みも、相談に乗ってもらう事もできるでしょう。

インターネットなどで、ブリーダーマッチングアプリなどがありますが、お迎えの移動距離を考えると、できるだけ自宅の近くにある猫舎を選んで、お迎えするのがおすすめです。個体を決定する前に、必ず、実際の猫舎に、足を運んでください。子猫がどんな環境で生まれ育っているのか、目で見て確認します。猫舎訪問を拒絶するブリーダーはNGです。また見学する前に、予約金(手付金)を要求するブリーダーも注意が必要です。
見学後に予約がしたければ、ある程度の予約金を納めることで「商談中」となり、他のお客さんが希望してもお断わりしてくれる場合があります。とはいえ、万が一キャンセルせざるを得なくなった時、双方それぞれの理由によって、返金はあるのかないのかもしっかり確認しておくことが必要です。ブリーダーの良し悪しは、実際に現地に行って目で見て、話をして、自分自身で確かめることが肝要です。

はなちゃん
はなちゃん

はなちゃんはご近所のブリーダーさんのお家からきたんだニャン!


保護猫を迎える


近所の公園にいた猫を拾った、あるいは、怪我をしている猫を保護した、など身近な出来事がきっかけで、出会うことがあるかもしれません。しかしその猫は、もしかすると、すでに家族がいて、何らかの事情で逃げ出したり、迷子になっていて、飼い主が探しているかもしれません。まずは交番に届けましょう。動物は生き物ですが、拾得物として届けます。首輪などがなく、遺失物届もなくて所有者がいないことがわかれば、多くの場合、自治体(動物保護センターなど)に送られます。保護したご自身が、引き取る事もできるでしょう。まずは、病院に連れていき、怪我や病気はないか、調べてもらいましょう。

民間の保護団体やミルクボランティア、保護猫カフェなどが行っている「里親募集」に、応募するという方法があります。何らかの事情により保護された猫を引き取り、その後の面倒をみる人のことを「里親」と言います。里親になるためには、それぞれの団体による、いくつかの条件が設けられています。

保護猫たちは生い立ちに何らかの不幸があった場合が多く、里親に引き取られたあとは、「ずっとのおうち」でどうか生涯幸せであったほしいという願いから、厳しい条件を設けている場合がありますが、それまで保護し世話をしてくださったボランティアの方々の思いを考えれば当然のことでしょう。

野良猫を経験した成猫だと人に対して警戒心が強い個体もいますし、多頭飼育崩壊現場や、他の多くの猫と接する環境にいた場合、猫エイズウィルス(FIV)や、猫白血病(FeLV)キャリアの個体もいます。症状が出た時のケアや、もしご自分が多頭飼いを予定しているのであれば、感染リスクがありますので、別室で飼うなどの注意が必要です。ほとんどの保護団体では、ある程度の月齢になるとそれらの検査をしていますので、キャリアの有無や、個体の性格など、きちんと説明をしてくれるはずです。必要なケアについては、保護してそれまでケアをしてくださった方々や、獣医に相談しましょう。それまでの手厚いケアによって人への警戒心が和らぎ、かえって、人の愛情を欲する人懐っこい猫ちゃんもたくさんいます。

正式にお迎えを決める前に、トライアル期間を設けてくれる団体もあります。数週間、猫とともに生活をしてみて、猫との相性や、生活環境に慣れてくれるかどうかを見極める事ができます。

引き取る際は、通常、猫の生体に値段はつきませんが、保護から譲渡までの期間に施したワクチン接種や、医療費の一部など、譲渡諸経費が発生する事があります。その点も十分に確認をしましょう。


後記


人それぞれ、運命の猫に出会う方法は様々です。
生涯にわたって、猫も人もたくさん幸せでありますように。

さて、うちのはなちゃんは、我が家に来て幸せだと思ってくれているでしょうか。猫は人間の言葉を話せません。でも仕草や鳴き声で、愛情は伝わってきます。幸せだと思ってくれていると信じたい、はなともでした。