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※アイキャッチで使用したネコのイラストは、「ダ鳥獣戯画」様のサイトからお借りしたものです。ダーヤマ様ありがとうございます!
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港区立郷土歴史館の【Life with ネコ展】に行ってきました
東京都港区立郷土歴史館にて令和4年度特別展「Life with ネコ展」が開催されているというので出かけてみました。
以前、このブログで「イエネコの起源と文化」という記事を書きましたが、記事の中で紹介している弥生時代の遺跡から発掘された実際の「ネコの骨」や、江戸時代あたりからより密接になっていったネコと人々の関わりの歴史がたくさんの資料とともに展示されており、大変興味深い内容でした。
江戸時代の浮世絵にはたくさんネコが登場しますが、見ているこちらもつい口元が綻んでしまうほど愛らしく描かれており、ネコは人々の暮らしの中に溶け込み、愛され可愛がられてきたことがよくわかります。
ネコ好きの絵師として有名な歌川国芳や広重が描いた浮世絵も、会場にたくさん展示されていました。
ネコ好きなら、愛されて然るべき存在だったと考えて疑いませんが、一方で、化け猫などの妖怪伝説や人に従順ではないネコの特性からか嫌われることも多かったことは確かです。展示物を通し、そのような対比を見てみるのも面白いかと思います。
江戸幕府最後の将軍徳川慶喜もネコ好きだったことで知られていますが、慶喜自身が撮影したとされる愛猫の写真が展示されていました。首に風呂敷のようなものを巻かれ、何かをじっと凝視しています。
慶喜のネコも、最後の将軍とともに激動の時代をじっと見守っていたのでしょうか。
館内は写真撮影禁止でしたのでここに載せることはできません。ぜひ特別展にお越しください。9月11日日曜日まで開催しています。
入場料は、特別展のみ400円(大人)200円(小中高生)です。
港区立郷土歴史館とは
高級住宅地として名高い港区白金台(読み:しろかねだい)の「ゆかしの杜」にあります。
建物は、昭和18年竣工の旧国立公衆衛生院で、東京大学安田講堂なども手掛けた内田祥三が設計しています。煉瓦の重厚な造りはその文化的価値があるとされ、当時の姿のまま保存されています。
耐震補強やバリアフリー化等の修繕工事が行われ、2018年に、がん在宅治療緩和支援や子育て支援サポートセンター、港区にちなんだ文化などを学べる歴史館など複合施設としてリニューアルオープンしました。
【関連企画】SNSで参加者募集◆うちのネコ写真展◆
応募総数2703点から選出された50点の「うちのネコちゃん」たちがパネル展示されていました。その中からお気に入りの一点を投票します。インスタグラムの「いいね」の数も投票のポイントになります。
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実はうちにいるネコのはなちゃんも応募していたのですが残念ながら選出されませんでした。もちろん、うちの子がいっちばん可愛いと思っておりますが??
港区立郷土歴史館 “Life with ネコ”展応募用@minatorekishi#lifewithネコ
— はなとも@猫ブログ (@nekonohanachan1) June 17, 2022
名前:はな
タイトル:箱入り娘 pic.twitter.com/kPvK8wqjo4
館内のカフェで期間限定ネコケーキ
特別展や歴史的建造物の内部をぐるりと見学したらちょうどお昼になりました。
近隣の八芳園(HAPPO-EN)がプロデュースしているおしゃれなカフェが施設内にあり、野菜をたっぷり使ったヘルシーなランチボックスと、特別展開催中限定で提供されている「Cake with ネコ」をいただきました。 (メニューはこちら)
健康に気を使ったお料理には、デドックスウォーターがサービスされました。ランチボックスはテイクアウトもできます。
後記
東京都港区といえば、ワタシの母校(高校)があり3年間通った思い出深い街なんです。施設内の歴史紹介の展示物を見ながら懐かしさに浸ってしまいました。
六本木、虎ノ門、新橋、赤坂など、ビジネス色が強いイメージですが、青山、台場、麻布十番など、洗練されたオシャレな街でもあります。ワタシはそんなオシャレとは全く無縁の野暮ったい高校生活を過ごしましたが、楽しかった思い出をたくさん作った街なのです。ワタシが高校を卒業した数十年後、ムスメもまた中高の6年間を港区の学校へ通いました。
歴史館を巡りながら、我が親子の歴史にも思いを馳せるそんな1日になりました。